初代キャデラックATS-Vについて
目次
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エンジン、走り、デザインと、多くの魅力があるアメ車。
しかし、日本では今一つ人気がありません。
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熱いアメ車ファンの方にも、何となくアメ車が気になっている方にも、少しでも参考になれば幸いです!
今回は、キャデラックのハイパフォーマンスモデルである、キャデラックATS-Vについてです。
欧州ライバルモデルでは、メルセデスAMG C63やBMW M3などが該当します。
軽量、コンパクトボディに搭載されるV6 3.6Lターボエンジンが放つ加速力は刺激的です。
初代キャデラックATS-Vの動画
初代キャデラックATS-Vの試乗動画です。
CTS-Vとの違いも詳しく解説されています。
初代キャデラックATS-Vの加速性能
キャデラックVTS-Vの加速動画です。
アウトバーンでフル加速を行っています。
初代キャデラックATS-Vのエンジン
初代キャデラックATS-Vには、V6 3.6Lツインターボエンジンが搭載されます。
キャデラック3K型エンジン
V型エンジン6気筒 3.6L DOHC ツインターボ
最高出力:346kW(470PS)/5850rpm
最大トルク:603Nm(61.5kgf・m)/3500rpm
初代キャデラックATS-Vのトランスミッション
初代キャデラックATS-Vのトランスミッションは8ATのみです。
MTモデルは設定されていません。
初代キャデラックATS-Vの駆動方式
初代キャデラックATS-Vの駆動方式は後輪駆動(FR)です。
高出力エンジンの刺激的な加速と、FRの優れたハンドリングを愉しむことができます。
ATS-Vはコンパクトボディなので日本の道路事情でも扱いやすく、ワインでキングなどでもその真価を発揮します。
初代キャデラックATS-Vのエクステリアデザイン
次に、初代キャデラックATS-Vのエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
ボンネットのダクト、さらにはエッジの効いたボディがハイパフォーマンスモデルの証です。
メッシュタイプの押し出しの強いフロントグリルも迫力があり、「いかにも」感を演出しながらも品格のあるスポーツセダンです。
次にサイドビューです。
引き締まった足元に、リアに向けて斜めに上る直線状のプレスラインは、クルマ全体に前傾姿勢の印象を与え、アスリートがスタートするときの、いかにも動き出しそうな印象があります。
前傾姿勢のデザインに違和感を感じる方もいるかもしれませんが、ハイパフォーマンスモデルではよくあるデザインで、停車時でも動き出しそうな躍動感を与えます。
最後にリアデザインです。
キャデラックATS-Vの象徴である4本出しのマフラーです。
キャデラックの気品のあるデザインを引き継ぎながらも、リアスポイラーで、エクステリアデザインにアクセントを与えています。
初代キャデラックATS-Vのインテリアデザイン
次に、初代キャデラックATS-Vのインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りから。
ハイパフォーマンスモデルであってもさすがキャデラック。
シート形状がバケットタイプに近いものになり、スポーツモデルらしくなりますが、それ以外は高級車そのものの内装です。
次に車内空間を見ていきます。
べースモデルのATSもそうですが、やはりATSがコンパクトセダンである以上、高座席の足元空間は狭いです。
後部座席に乗れない程度ではありませんが、長時間は疲れるでしょう。
後部座席に乗せて長距離移動することが多いなら、CTS-Vをお勧めします。
初代キャデラックATS-Vのボディカラー
次に、初代キャデラックATS-Vのボデイカラーについて見ていきます。
アメリカ本国では、個性的な7色がラインナップされています。
BLACK RAVEN
CRYSTAL WHITE TRICOAT
PHANTOM GRAY METALLIC
RED OBSESSION TINTCOAT
SATIN STEEL METALLIC
VECTOR BLUE METALLIC
VELOCITY RED
初代キャデラックATS-Vの新車価格
最後に、初代キャデラックATS-Vの新車価格についてまとめます。
この価格は、投稿日時点のものであり、日本国内のキャデラック世紀ディーラで購入した場合の新車価格です。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 |
SPEC-A
(受注発注) |
V6 3.6L
ツインターボ |
8AT | FR | 9,900,000円 |
SPEC-B | 10,900,000円 |
初代キャデラックATS-Vには、SPEC-AとSPEC-Bがラインナップされています。
SPEC-Aは受注発注なので、納車には相当な時間がかかるでしょう。
SPEC-Aでは、次の装備が省略されます。
・フォワードコリジョンアラート(前方衝突事前警告機能)
・レーンキープアシスト(車線内走行アシスト)
・レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告機能)
・レーンチェンジアラート/サイドブラインドゾーンアラート
・リアクロストラフィックアラート(後退時安全確認警告機能)
・セーフティアラートドライバーシート(警告振動機能付)
どの装備も、より安全なドライブを実現するための安全装備であり、できればこれらの安全装置が標準装備されているSPEC-Bを選択したほうがいいでしょう。
また、SPEC-Aでは、フロントスプリッター/ロッカーパネル/リアスポイラーがノンカーボンとなり、カラー表示ヘッドアップディスプレイやインテリビーム(ハイビーム自動切替機能)などのドライブを快適にする装備も省かれます。
SPEC-Aは大幅なカスタムを施す場合のべース車としてならいいのですが、普通に購入するならやはりSPEC-Bの方が魅力的です。
以上が、初代キャデラックATS-Vのまとめです。